変わった座骨神経痛

私がその腰痛になったのは、立ち仕事を始めて一年の21歳の頃でした。
ある日の朝、目覚まし時計が鳴ったので寝返りを打とうとすると、右の腰から足の太腿までが全く動かず、激痛が走ったのです。

 

座ったりするのは何とか痛みが少ないのですが、身体を真っ直ぐにすると痛くて自分の体ではないような状態でした。
その日は痛む身体を引きずりながら何とか会社へ行き、途中で早退し整形外科に行きました。
診断は腰痛との事で、痛み止めをもらったのですが全く効きません。

 

次の朝も激痛に耐えながら起き上がり、会社は休ませてもらい近所で腰痛やヘルニア治療で名医と評判の整形外科に行きました。

すると、診断は座骨神経痛・・・しかし「普通の座骨神経痛とは症状が真逆のため、普通の座骨神経痛はブロック注射を打たなくてはいけないけど、あなたの場合は射っても意味ないですよ。」と言われ、座骨神経痛の痛み止めとサポーターをもらい帰りました。

 

それから一ヶ月で激痛は治まったのですが、腰痛の痛みが出るのでサポーターをしないと仕事は出来なくなり、結局退職するまでは治りませんでした。
退職して数年が経ちますが、普通の生活をする分にはサポーターはいらなくなりました。