突然なってしまうと、そこからしばらく動けなくなるギックリ腰。名前はゆるいのですが、一旦なってしまうと大変なことになります。私も過去に何度も腰を痛めたことがあるのですが、ギックリ腰を予防する一番の方法は、安易に腰だけ曲げて物を持とうとしないことです。
意外と大切で、意識しているだけでもかなりの予防になります。例えば、職場で仕事中にうっかりボールペンを床に落としてしまった、そんなときに腰だけ曲げると、グキッとなってしまうのです。わずかボールペンでも、しっかりと膝から曲げて腰を落として拾うようにしましょう。
疲労がたまっている、そして事務仕事などで体や筋肉が固まっていると、ふとした動きの中でもギックリ腰のきっかけになってしまうのです。重さではありません、体勢や体の動かし方なのです。たかがボールペンぐらい、と侮っている人が、一番ギックリ腰になりやすいのです。
その他でも扉を閉める、高い場所の荷物を取る、ふと呼び止められるといった普段よくある動きの中でも、無理な体勢を取ることなく、自然に体を使えるよう、急に止まったり曲げたりしないようにすることが予防になるのです。
一度痛めると癖になるのが腰痛なので、十分注意が必要です。