自動車を利用した長距離移動で高速に乗っていると、次のサービスエリアまで距離があり、自由に羽を伸ばすことができず多大なストレスを感じるという方も多いのではないでしょうか。ましてや腰痛持ちともなると、この問題は大変深刻で、もし運転シートのクッションがもう少し柔らかく、自分の体にフィットするような素材ならばどれだけ楽だろうと考える人も少なくないと思います。
　近年ではロフトや大型の家具店などに行くとさわり心地の良いビーズ素材のクッションや低反発素材のマットが売られており、人によってはこれを持ち歩き、運転時に利用しているという人もいます。かくいう私も低反発のマットは持ち歩いており、運転時はもちろんのこと、会社でのデスクワークの時など様々なシチュエーションで利用しております。しかしながら、自分でマットを持ち歩くのは大変かさばります。もしも、自分で車のシートをすわり心地の良い素材に手軽に交換できるようなセットアップが開発・発売されれば腰痛持ちが殺到するヒット商品になりうるポテンシャルさえ得ると思います。自動車のみならず飛行機、電車のシートについてもそうですが、もっと腰痛持ちに優しい社会になってほしいと願いばかりです。