タイヤワックスの種類について

タイヤワックスとは、タイヤに艶を出したり汚れを防ぐための物ですが、これには油性と水性があります。
まず、油性についてですが、これは親油性の溶剤に、同じく親油性の高いシリコンを溶かしこんでいるため、タイヤに密着しやすいという特性を持っています。

 

また、「塗布しやすい」「雨に強い」「値段が安い」「水性よりも艶を出しやすい」などの利点もあります。
ただし、「タイヤが劣化しやすくなる」という難点もあります。
タイヤには、劣化防止剤が含まれているのですが、油性溶剤がタイヤに染み込むことで排出されてしまうからです。

 

次に、水性についてですが、こちらは水にシリコンを乳化分散させているので、タイヤを劣化させることはありません。
そのため、最近はカーディーラーなどでも水性が使われることが多くなっています。

 

ただし、「雨に弱い」という難点もあります。
そもそも混ざりにくい物である水とシリコンを使っているので、どうしても剥がれてしまいやすいのです。
特に、小走行車の場合は、それが顕著に感じられやすくなっています。

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